放デイの志望動機はどう書く?3つの部品で組み立てる書き方と例文4つ【未経験・転職・学生】
応募書類の志望動機の欄が、埋まらない。
「子どもが好きだから」だけでは足りない気がする。
でも、それ以外に何を書けばいいのか分からない。
この記事では、放デイの志望動機を3つの部品で組み立てる方法と、例文をまとめます。
先に結論
① 志望動機は「なぜ福祉」「なぜ放デイ」「なぜこの事業所」の3つでできています。
② 多くの人が弱いのは3つめです。ここは調べれば書けます。
③ 未経験の人は、前職を対人・記録・安全に分けると材料が出ます。
④ 「子どもが好き」は入口としては良い。そこで止めないようにします。
⑤ 長く書く必要はありません。3〜5文で足ります。

だいち先生、志望動機が書けなくて……。
「子どもが好き」しか出てこないんです。

それは嘘じゃないよね。だったら残していい。
足りないのは「なぜここなのか」のほう。
そこは気持ちじゃなくて、調べれば書けるんだ。
① 3つの部品に分ける
志望動機の中身
- なぜ福祉の仕事か:きっかけ。ここは気持ちで構いません。
- なぜ放デイか:保育園でも施設でもなく、なぜ放デイなのか。
- なぜこの事業所か:求人票と公表情報から書けます。
この3つが揃っていれば、短くても伝わります。
② 「なぜ放デイか」の材料
放課後等デイサービスが何をする場所なのかは、国のガイドラインに書かれています。
ガイドラインの記述
「放課後等デイサービスは、具体的には、障害のあるこどもの個々のニーズに応じて、「本人支援」、「家族支援」、「移行支援」及び「地域支援・地域連携」を総合的に提供していくものである。」
「『本人支援』は、5領域(健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性)の視点等を踏まえたアセスメントを行った上で(中略)オーダーメイドの支援を提供していくことが重要である。」
ここから書けること
- 「学校でも家庭でもない時間に関わる仕事」であること。
- 一人ひとりに合わせて組み立てる仕事であること。
- 子どもだけでなく、家族や地域ともつながる仕事であること。
自分がどこに惹かれたのかを、この中から選んで一文にします。
5領域が現場でどう使われるかは5領域の使い方にまとめています。
③ 「なぜこの事業所か」は調べて書く
材料の集め方
- 求人票に書かれた活動内容・対象年齢・定員。
- 事業所のホームページやブログにある活動の様子。
- 公表されている情報(指定年月日、定員、体制)。
「見学で〇〇を見て」「対象が小学生中心と知り」のように、具体的なものを1つ入れるだけで変わります。
求人票から読み取る順番は放デイの求人票の見方に書いています。
④ 未経験・異業種の人の材料
前職を、そのまま書くのではなく、3つに分けます。
分け方
- 対人:接客、電話対応、クレーム対応、チームでの連携。
- 記録と事務:日報、引き継ぎ、数字の管理、報告書。
- 安全:現場の安全確認、事故の報告、手順を守る仕事。
放デイの仕事はこの3つでできています。
前職が何であれ、どれかは経験しているはずです。
⑤ 例文
そのまま使わず、自分の言葉に置き換えてください。
例1:未経験・異業種から
前職では接客の仕事をしており、相手の様子を見ながら伝え方を変えることを続けてきました。放課後等デイサービスは、一人ひとりに合わせて関わり方を組み立てる仕事だと知り、この経験が活かせると考えました。見学の際、活動の始まりに一日の流れを子どもたちに見せていたことが印象に残っています。未経験ですが、記録や報告は前職でも毎日行っており、覚えることから始めたいと思っています。
例2:保育・幼児教育から
保育園で〇年勤務し、集団の中で過ごしづらさを抱える子と関わる時間が増えていきました。一人ひとりに合わせた支援を、もう少し時間をかけて行いたいと考えるようになり、放課後等デイサービスを志望しました。貴事業所は小学生から高校生までを対象としており、学齢期を通して関われる点に魅力を感じています。
例3:同じ業界からの転職
現在、児童発達支援で〇年勤務しています。就学前の支援に関わるなかで、学校生活が始まったあとの姿を知りたいと思うようになりました。貴事業所は学校との連携を大切にされていると伺い、その点を学びたいと考えています。記録や個別支援計画の作成にも関わってきましたので、早く戦力になれるよう努めます。
例4:学生アルバイト
〇〇大学で〇〇を学んでいます。授業で発達について学ぶ中で、実際に子どもと関わる時間を持ちたいと思い応募しました。週〇日、〇曜日と〇曜日に入ることができます。経験はありませんが、分からないことは確認しながら進めたいと思っています。
学生のアルバイトについては大学生が放デイでバイトするってどう?にまとめています。
使わないほうがいい書き方
止めておきたい表現
- 「子どもが好きだから」だけで終わる。→ 好きなことは前提として、その先を書きます。
- 「成長したい」「学びたい」だけ。→ 何を学びたいのかを1つ入れます。
- 「障害のある子を助けたい」。→ 支援は助けることとは限りません。
- 前の職場の悪口。→ 辞めた理由は「したいことが変わった」の形にします。
求人を探すとき
▶ ハローワークインターネットサービス(公的機関・無料)
※在職中でも使えます。地域の求人を自分の目で見られます。
▶ 福祉の外も見るなら:未経験の業界への転職支援「ハタラーク」
※対象となる年齢・地域などの条件は、公式サイトで確認してください。
よくある質問
Q. 志望動機は何文字くらいですか。
A. 欄の大きさに合わせます。履歴書なら3〜5文、専用の用紙があればその枠に収めます。長さより、3つの部品が入っているかです。
Q. 資格がありません。
A. 無資格でも働ける職種があります。志望動機では、資格の有無より「何をしてきたか」を書きます。
A. 資格と配置の関係は無資格・未経験でも働ける?にまとめています。
Q. 前の職場を短期間で辞めました。
A. 志望動機の欄では触れなくて構いません。聞かれたときに答えられるよう、事実を短くまとめておきます。
まとめ
この記事のポイント
- ① なぜ福祉・なぜ放デイ・なぜこの事業所の3つ。
- ② 弱いのは3つめ。調べれば書ける。
- ③ 未経験は前職を対人・記録・安全に分ける。
- ④ 「子どもが好き」は入口。そこで止めない。
- ⑤ 3〜5文で足りる。

志望動機は、うまく書く文章じゃない。
自分がどこに行きたいのかを、自分で確かめる作業なんだ。
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