児発と放デイ、働くならどっち?働く側から見た5つの違いと、向いている人【職員向け】
求人を見ていると、「児童発達支援・放課後等デイサービス」と並んで書かれていることが多い。
どちらも障害のある子どもを支える仕事なのは分かる。
でも、働く側から見ると何が違うのか、自分にはどちらが合うのかが分からない。
この記事では、児童発達支援(児発)と放課後等デイサービス(放デイ)の違いを、働く人の目線で整理します。
先に結論
① いちばんの違いは子どもの年齢。児発は主に小学校に上がる前の子、放デイは学校に通う子です。
② そこから働く時間帯が変わります。児発は日中、放デイは放課後と長期休みが中心です。
③ 活動の中身や保護者との関わり方にも違いが出ます。
④ どちらが楽かではなく、自分の暮らしと好きな関わり方で選びます。
⑤ 両方をやっている事業所もあります。見学で確かめるのがいちばんです。

だいち先生、求人に「児発・放デイ」って書いてあるんですけど、どう違うんですか。

よく聞かれるよ。
一言でいうと、子どもの年齢と、働く時間帯が違うんだ。
そこから、仕事の中身もいろいろ変わってくる。
法律での違い
放課後等デイサービスは、児童福祉法でこう定められています。
法律の記述(児童福祉法 第6条の2の2)
「この法律で、放課後等デイサービスとは、学校教育法(中略)第一条に規定する学校(幼稚園及び大学を除く。)又は専修学校等(中略)に就学している障害児(中略)につき、授業の終了後又は休業日に児童発達支援センターその他の内閣府令で定める施設に通わせ(後略)」
つまり放デイは、学校に通う子が、放課後や学校が休みの日に通う場所です。
児童発達支援は、主に小学校に上がる前の子(未就学児)が利用しています。
働く側から見た5つの違い
児発と放デイの違い
- ① 子どもの年齢 児発は主に未就学の子。放デイは小学生から高校生まで、年齢の幅が広くなります。
- ② 働く時間帯 児発は日中が中心。放デイは放課後の午後から夕方と、長期休みの日中が中心です。
- ③ 活動の中身 児発は遊びや生活の基本的なことが中心。放デイは宿題、集団での活動、友だちとの関わりなども増えます。
- ④ 保護者との関わり 児発は保護者と一緒に通う形や、送り迎えで話す機会が多いこともあります。放デイは送迎や連絡帳でのやりとりが中心になりやすい仕事です。
- ⑤ 体の動き 児発は抱っこや着替えの手伝いなど、小さな子の生活を支える動きがあります。放デイは体の大きな子と一緒に動く場面もあります。
どれも事業所によって違いがあります。
一つの目安として見てください。

時間帯が違うと、働き方もかなり変わりそうですね。

そうなんだ。
たとえば午前中だけ働きたい人は児発、午後だけ働きたい人は放デイが合いやすい。
暮らしの時間に合わせて選ぶのは、大事な選び方だよ。
どちらが向いている?【目安】
児発が合いやすい人
- 小さな子どもと関わるのが好き。
- 日中に働いて、夕方は家にいたい。
- 保護者と一緒に子どもの成長を見守りたい。
放デイが合いやすい人
- 小学生から高校生まで、幅広い年齢と関わりたい。
- 午後から働きたい、短い時間で働きたい。
- 遊びや活動、宿題の見守りなど、動きのある仕事がしたい。
どちらが楽ということはありません。
自分の暮らしと、好きな関わり方で選びます。
放デイと保育園の違いは放デイと保育園、どっちが働きやすい?に、放デイの1日の流れは放デイの一日の流れにまとめています。
両方やっている事業所もある
「児発・放デイ」と並んでいる求人は、同じ事業所で両方を行っていることがあります。
午前は児発、午後は放デイ、という働き方になる場合もあります。
見学で確かめたいこと
- 自分が入るのは児発か、放デイか、両方か。
- 働く時間帯と、送迎の担当があるか。
- どんな年齢の子が多いか。
- 新人に教える仕組みがあるか。
保育士の資格があると
保育士の資格は、どちらでも活かせます。
保育士を目指すなら
放デイで働いた年数は、保育士試験の受験資格につながることがあります。
※都道府県の認定が必要で、必ず認められるとは限りません。
条件は無資格・未経験で働く人向けの記事にまとめています。
よくある質問
Q. 未経験なら、どちらが入りやすいですか。
A. どちらにも未経験から入れる求人があります。入りやすさより、教える仕組みがあるかで選ぶと安心です。
Q. 給料はどちらが高いですか。
A. 事業所や地域、雇用の形によって違います。児発か放デイかだけでは決まりません。
給料が上がる道は放デイの給料は上がる?で整理しています。
Q. 放デイから児発に移ることもできますか。
A. できます。放デイで積んだ経験は、児発でも活かせます。
児童指導員の転職先13選もどうぞ。
まとめ
この記事のポイント
- ① いちばんの違いは子どもの年齢。
- ② そこから働く時間帯が変わる。
- ③ 活動と保護者との関わりにも違いがある。
- ④ 暮らしと好きな関わり方で選ぶ。
- ⑤ 両方の事業所もある。見学で確かめる。

どちらで働くか迷うのは、子どもとの関わり方をちゃんと考えているからだ。
どちらを選んでも、子どもの育ちを支える仕事であることは同じなんだ。
一歩を考えているあなたに、はなまる。
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