放デイの仕事が楽しくない…「疲れ・慣れ・報われなさ」に分けて考える、小さく変えられること【職員向け】
入ったころは、子どもの笑顔を見るだけでうれしかった。
でも最近は、毎日が同じことの繰り返しに感じる。
出勤して、送迎して、活動を回して、記録を書いて帰る。
嫌なことがあるわけじゃない。
ただ、楽しくない。
この記事では、放デイの仕事が楽しくなくなったと感じている職員に向けて、その正体の分け方と、小さく変えられることをまとめます。
先に結論
① 「楽しくない」は、疲れ・慣れ・報われなさのどれかに分けると扱いやすくなります。
② 疲れなら、まず休むことが先です。
③ 慣れ(マンネリ)なら、小さな変化を自分で作れます。
④ 報われなさなら、職場の仕組みの問題かもしれません。
⑤ どれを試しても戻らないなら、環境を変えるのも次の一手です。

だいち先生、最近この仕事が楽しくないんです。
子どもたちのことは好きなのに……。

好きなのに楽しくない。
それは、気持ちが冷めたんじゃなくて、何かがすり減っているサインかもしれない。
何がすり減っているのか、分けてみよう。
「楽しくない」を3つに分ける
楽しくない理由の分け方
- 疲れ 体や気持ちが疲れていて、楽しむ余裕がない。休みの日も回復しきれない。
- 慣れ(マンネリ) 毎日が同じ流れで、新しい発見や手応えが減っている。
- 報われなさ がんばっても評価されない、給料や役割が変わらない、意見が通らない。
一つだけとは限りません。いちばん大きいのはどれかを考えてみます。
① 疲れなら、まず休む
疲れているときに「楽しもう」とするのは難しいものです。
楽しさを取り戻す前に、まず休むことを優先します。
② 慣れなら、小さな変化を作る
国の放課後等デイサービスガイドラインには、こう書かれています。
ガイドラインの記述
「事業所は(中略)全職員が一体となって、日々の支援の中で、さらなる支援の充実や改善に向けて取組を進めていく必要がある。」
日々の支援を少しずつ変えていくことは、職員の仕事の一部です。
マンネリを感じたら、小さく変えてみるきっかけにできます。
自分で作れる小さな変化
- 一人の子を「今週のテーマ」にする その子の「できた」を一週間だけ意識して探します。
- いつもの活動に一つだけ足す ルールを一つ変える、道具を一つ変える。
- 記録に「うれしかった場面」を一つ書く 自分用のメモでもかまいません。
- ほかの職員の関わり方を見る 同じ場面でも、違う声のかけ方が見つかります。
活動を少し変える方法はいつもの活動を変える「足す」と「減らす」にあります。

小さな変化で、本当に楽しくなるんでしょうか。

劇的に変わるわけじゃない。
でも、「今日はこれを見つけた」が一つあるだけで、1日の重さは違ってくることがある。
試してみて、合わなければやめればいいんだ。
③ 報われなさなら、仕組みの問題かもしれない
報われなさの例
- がんばっても、給料や役割が変わらない。
- 意見を出しても、取り上げられない。
- 人手不足で、ていねいな支援をする余裕がない。
これらは、あなた一人の努力では変わりにくいものです。
給料が上がる道は放デイの給料は上がる?に、会議で意見を出すときは意見が言えないときにまとめています。
④ どれを試しても戻らないなら
休んでも、小さく変えても、楽しさが戻らない。
それなら、仕事の形や環境を変えることを考えてもいい時期かもしれません。
同じ放デイでも職場が変われば、働き方は大きく変わります。
福祉の外に目を向ける道もあります。
福祉の外も、見てみたい人へ
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転職先の一覧は児童指導員の転職先13選に、福祉の外に出るときの不安は放デイから異業種へ転職したいにあります。
よくある質問
Q. 楽しくないまま働いていて、子どもに申し訳ないです。
A. 楽しくない日があっても、子どもの前でていねいに関わっているなら、それは十分な支援です。自分を責めすぎなくて大丈夫です。
Q. 何年目くらいで楽しくなくなるものですか。
A. 人によって違います。慣れてきたころや、役割が増えたころに感じる人もいます。
Q. 楽しくない理由が分かりません。
A. 1週間だけ、しんどかった場面とうれしかった場面を1行ずつ書いてみると、見えてくることがあります。放デイを辞めたいあなたへの「正体の分け方」も参考になります。
まとめ
この記事のポイント
- ① 「楽しくない」は疲れ・慣れ・報われなさに分ける。
- ② 疲れならまず休む。
- ③ 慣れなら小さな変化を作る。
- ④ 報われなさは仕組みの問題かもしれない。
- ⑤ 戻らないなら環境を変えるのも次の一手。

楽しくないと感じながらも、毎日子どもの前に立ってきた。
その誠実さは、ちゃんと子どもたちに届いているんだ。
今日も一日おつかれさま、はなまる。
出典
こども家庭庁「放課後等デイサービスガイドライン(令和6年7月)」(PDF)
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