放デイのベテラン職員(お局)がきつい…指導と受け取らなくていい言葉の分け方と、相談の順番【職員向け】
ベテランの職員に、毎日のように注意される。
ほかの人には言わないのに、自分にだけ言い方がきつい。
あいさつを返してもらえない日もある。
その人がいるシフトの日は、朝から胃が重い。
この記事では、放デイでベテラン職員(いわゆるお局)がきついと感じている職員に向けて、考え方と距離の取り方、相談の順番をまとめます。
先に結論
① これは性別や年齢の話ではなく、職場の関係の話です。
② まず、指導として受け取るものと、受け取らなくていいものを分けます。
③ 言われたことは記録しておきます。
④ 相談は管理者→事業所の窓口→外の窓口の順番で。相談したことを理由に不利益な扱いをすることは法律で禁じられています。
⑤ 変わらない職場なら、離れることも選択肢です。

だいち先生、あるベテランの先輩に、毎日きつく言われるんです。
わたしが仕事できないからかもしれないけど、もう行くのがつらくて……。

つらかったね。
まず、あなたの仕事ぶりと、相手の言い方は別の問題なんだ。
何を受け取って、何を受け取らなくていいか、一緒に分けてみよう。
「指導」と「受け取らなくていいもの」を分ける
ベテラン職員の言葉には、仕事に必要な指導が混ざっていることもあります。
全部を拒むのでも、全部を受け止めるのでもなく、分けて考えます。
分け方の目安
- 受け取るもの 子どもの安全にかかわる注意、事業所の決まり、支援のやり方についての具体的な指摘。
- 受け取らなくていいもの 人格を否定する言葉、人前での必要以上の叱責、無視、あなただけへの過度な仕事の押しつけ。
言い方がきつくても、中身が必要な指導なら取り入れる。
中身がないなら、あなたが直すべきことではありません。
職場での言動については、法律にも定めがあります。
法律の記述(労働施策総合推進法 第30条の2)
「事業主は、職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であつて、業務上必要かつ相当な範囲を超えたものによりその雇用する労働者の就業環境が害されることのないよう、当該労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。」
「事業主は、労働者が前項の相談を行つたこと(中略)を理由として、当該労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない。」
あなたが受けている言動がこれに当たるかどうかは、個別の事情で判断されます。
ただ、職場には相談を受ける体制を整える責任がある、ということは知っておいてください。

わたしが我慢すれば、職場の空気は壊れないと思って……。

我慢で保たれている空気は、いつか誰かが倒れて壊れる。
一人で抱えないことが、職場を守ることにもなるんだよ。
① 言われたことを記録しておく
記録しておくこと
- 日時と場所。
- 言われた言葉(できるだけそのまま)。
- その場にいた人。
- そのあと自分がどう感じたか、体調の変化。
メモは私物の手帳などに、その日のうちに。
ただし、子どもの名前などの個人情報は書きません。
② 距離の取り方
毎日をしのぐ工夫
- やりとりを短く、事実だけにする 「分かりました。〇〇します」で終える。
- 聞くことは、ほかの職員にも分散する その人にしか聞けない状態を作らない。
- 一人で対応する場面を減らす 注意を受けそうな場面には、ほかの職員にもいてもらう。
意見を言いにくい相手への伝え方はベテラン職員に意見が言えないときに、人間関係の距離の取り方は放デイの人間関係に疲れたらにまとめています。
③ 相談の順番
相談先の順番
- 管理者・児発管 記録を持って、「支援の中で困っていること」として相談します。
- 事業所・法人の相談窓口 管理者に言いにくい場合や、管理者が相手側の場合。
- 外の窓口 職場で解決しないときは、労働局などの総合労働相談コーナー(予約不要・無料)。
相談するときは「〇〇さんが嫌い」ではなく、「この場面でこう言われて、支援に集中できない」と、仕事への影響として伝えると話が進みやすくなります。
総合労働相談コーナーの案内は厚生労働省のページにあります。
相談できる人が職場にいないときはこの記事もどうぞ。
変わらない職場なら、離れることも選択肢
相談しても変わらない。
毎朝、体が重い。
それは、あなたが弱いからではなく、職場が働く人を守れていないからです。
自分を守れる場所を探すのは、逃げではなく次の一手です。
福祉の外も、見てみたい人へ
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職場に言い出せないときは退職代行を使う前に知っておくことも参考にしてください。
よくある質問
Q. 自分の仕事ができていないのも事実です。
A. できていないことがあるなら、具体的に教えてもらって直せば大丈夫です。ただ、できていないことがあっても、人格を否定される理由にはなりません。
Q. 相談したら、もっとひどくなりそうで怖いです。
A. その不安は自然なものです。まず記録を残し、外の窓口で話を聞いてもらうところから始めてもかまいません。
Q. ほかの職員もその人を避けています。
A. 一人ではなく、同じように感じている職員と一緒に相談すると、個人の問題ではなく職場の問題として扱われやすくなります。
まとめ
この記事のポイント
- ① 性別や年齢ではなく、職場の関係の話。
- ② 指導と受け取らなくていいものを分ける。
- ③ 言われたことを記録する。
- ④ 相談は管理者→事業所の窓口→外の窓口。
- ⑤ 変わらないなら離れることも選択肢。

きつい言葉を浴びながら、それでも子どもの前では笑顔でいた。
それは簡単なことじゃない。
毎日踏ん張ってきたあなたに、はなまる。
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