放デイのクリスマス会で使えるゲーム6つ|年齢の幅を役割で調整する方法と、準備で決めておくこと【職員向け】
12月の活動は、クリスマス会をやることになった。
担当を任されたけれど、何をすればいいのか。
小学1年生から中学生まで、年齢がばらばらの子たちが一緒に楽しめるゲームはあるのか。
にぎやかな場が苦手な子は大丈夫だろうか。
この記事では、放デイのクリスマス会で使えるゲームと、準備のときに決めておくことをまとめます。
先に結論
① ゲームはいつもの遊びに飾りをつける形がいちばん入りやすくなります。
② 年齢の幅が広いので、役割を分けることを考えます。
③ 当日の流れを先に見せ、音や人の多さを減らします。
④ プレゼントや食べ物は、事業所の決まりと家庭の方針を先に確認します。
⑤ 抜けられる場所と終わりの合図を決めておきます。

だいち先生、クリスマス会の係になりました。
ゲームを考えないといけないんですけど、年齢がばらばらで……。

新しいゲームを考えなくていいんだ。
いつもの遊びをクリスマス仕様にするだけで十分楽しめる。
年齢の違いは、役割で調整すればいいよ。
季節の活動としてのクリスマス会
国の放課後等デイサービスガイドラインでは、事業所が支援の内容を示す「支援プログラム」の説明の中で、こう触れられています。
ガイドラインの記述
「通常の活動において季節に合わせた活動(例えば、節分、ひな祭り、クリスマス会、夏の水遊び等、季節に応じた活動など)を取り入れている場合も想定される」
「発達障害のあるこどもに対しては、予定等の見通しをわかりやすくすることや、感覚の特性(感覚の過敏や鈍麻)に留意し、安心できる環境づくりが必要である。」
クリスマス会も、いつもの支援の延長にある活動です。
特別な行事にしすぎず、見通しと感覚への配慮を忘れずに準備します。
いつもの遊びをクリスマス仕様に【ゲーム6つ】
そのまま使えるゲーム
- プレゼント探し 宝探しの宝物を、折り紙で作ったプレゼントやツリーにします。
- フルーツバスケット 「サンタ」「トナカイ」「ツリー」の3つのグループに。「クリスマス!」で全員が動きます。
- ジェスチャーゲーム 「雪だるま」「サンタがプレゼントを配る」などを体で表します。言葉が苦手な子も参加しやすい遊びです。
- 風船・ボール運びリレー プレゼントに見立てたボールを落とさずに運びます。
- ビンゴ 数字の代わりに、クリスマスの絵カードで。
- カードゲーム 高学年や中高生は、少人数でトランプやカードゲームを楽しむ時間にしてもかまいません。
新しいルールを増やすより、知っている遊びに飾りをつけるほうが入りやすくなります。
ボール運び、飾りづくり、高学年のカードゲームに使えるものとして、準備しやすい道具を並べておきます。
※Amazonのアソシエイトとして、支援員のミカタは適格販売により収入を得ています。
人数・時間・準備で絞れる遊びは療育の活動アイデア32から探せます。
年齢の幅は「役割」で調整する
役割の分け方
- 低学年 ゲームに参加する側。
- 高学年 ビンゴの読み上げ、プレゼント探しの隠し役など、進める側。
- 中高生 飾りつけの責任者、写真係(事業所の決まりの範囲で)、司会など。
年上の子に「任せる」役割があると、子どもっぽいと感じる遊びにも参加しやすくなります。

中学生の子が「こんなの子どもっぽい」って言いそうで……。

そういう子には「手伝ってほしい」と頼んでみるといい。
参加するより、進める側のほうが入りやすい子もいるんだ。
準備で決めておくこと
当日までに
- 流れを見せる 「おやつ→飾りつけ→ゲーム→プレゼント→片づけ」など、順番を絵や文字で。
- 音と人の多さ 音楽は小さめに。全員で一度に動くより、グループごとに回します。
- プレゼント 交換をするか、事業所から配るか。家庭の負担や、クリスマスを祝わない家庭への配慮も含めて事業所で決めます。
- 食べ物 ケーキやお菓子を出すなら、事業所の決まり・アレルギー・家庭の方針を先に確認します。
- 抜けられる場所と終わりの合図 しんどくなった子が休める場所と、「おしまい」の合図を決めておきます。
準備の考え方はハロウィンと共通です。
放デイのハロウィン活動もあわせてどうぞ。
盛り上がりすぎたときは盛り上がりすぎた場の戻し方に、勝ち負けで崩れる子がいるときは負けると怒る子への対応に書いています。

行事の日は、職員もつい盛り上げたくなる。
でも、いちばん大事なのはいつもと同じように安心して過ごせることなんだ。
楽しい日のまま終われたら、それで大成功だよ。
よくある質問
Q. クリスマスを祝わない家庭の子がいます。
A. 事業所と保護者で相談して決めます。「冬の会」など、行事の名前や内容を工夫する事業所もあります。
Q. サンタの格好をした職員を怖がる子がいました。
A. その子の前ではすぐに外します。次の行事のために、何が怖かったのかを記録に残します。
Q. 写真を撮って保護者に渡してもいいですか。
A. 事業所の決まりに従い、個人のスマホでは撮りません。写真・SNSの線引きにまとめています。
まとめ
この記事のポイント
- ① ゲームはいつもの遊びに飾りをつける。
- ② 年齢の幅は役割で調整。
- ③ 流れを見せ、音と人の多さを減らす。
- ④ プレゼントと食べ物は事業所の決まりと家庭の方針を先に。
- ⑤ 抜けられる場所と終わりの合図を決めておく。

行事の準備は、見えないところで手間がかかる。
その準備が、子どもたちの安心した笑顔につながっていくんだ。
係を引き受けたあなたに、はなまる。
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