放デイのお正月遊び|ルールが短い5つと、勝ち負けが苦手な子への役割【職員向け】
1月の活動を考える時期。
お正月遊びをやってみたいけれど、勝ち負けが苦手な子もいる。
道具をそろえるのも大変そうだ。
この記事では、放デイでできるお正月遊びと、その組み立て方をまとめます。
先に結論
① お正月遊びはルールが短いものが多く、取り入れやすいです。
② 勝ち負けが苦手な子には役割を用意します。
③ 少人数と全体で分けます。
④ 道具は使い回せるものを選びます。
⑤ 「知らない」子もいる前提でやって見せます。

だいち先生、1月はお正月遊びをやろうと思うんですけど……。
負けると怒る子がいて、心配で。

いいね。お正月遊びはルールが短いから、説明が少なくて済むんだ。
勝ち負けがつらい子には、審判や読み手をお願いする手もあるよ。
多様な遊びや体験活動
国の放課後等デイサービスガイドラインには、本人支援の基本活動として、こう書かれています。
ガイドラインの記述
「「自立支援と日常生活の充実のための活動」、「多様な遊びや体験活動」、「地域交流の活動」及び「こどもが主体的に参画できる活動」の4つの基本活動を複数組み合わせながら、個々のこどもに応じて、オーダーメイドの支援を提供していくことが重要である。」
① 取り入れやすい遊び
ルールが短いもの
- かるた:読む・取るだけ。読み手を職員か子どもが担当。
- すごろく:順番を待つ練習にもなります。
- 福笑い:勝ち負けがありません。笑いが起きやすい遊びです。
- こま・けん玉:一人で続けられます。
- 羽根つき(風船で代用):室内でも安全にできます。
どれも説明が1〜2文で済みます。
長い説明が苦手な子にも入りやすいところです。
② 勝ち負けが苦手な子に
役割を用意する
- かるたの読み手。
- すごろくのサイコロ係、コマを進める係。
- 点数を数える係。
- 写真係(事業所の手順で)。
「勝てないから参加しない」ではなく、「別の形で参加する」を用意します。
負けたときに崩れる子への関わりは負けると怒る子への対応にまとめています。
③ 少人数と全体で分ける
分け方
- かるた・すごろくは4〜6人くらいが回しやすい。
- 福笑いは全体でも成立します。
- 同じ遊びを2か所で同時にやると、待ち時間が減ります。
④ 道具は使い回せるものを
1月だけで終わらない道具を選ぶと、ほかの月にも使えます。
※Amazonのアソシエイトとして、支援員のミカタは適格販売により収入を得ています。
折り紙はこま・羽根・お年玉袋などにも使えます。
カードゲームは1年を通して出番があります。
購入は事業所の備品として相談します。
⑤ 知らない子もいる前提で
進め方
- 「知ってる人?」と聞かない。知らない子が手を挙げにくくなります。
- 職員がまずやって見せる。
- 1回目は練習、2回目から本番、と伝える。
ルールの伝え方は遊びのルールが伝わらないに書いています。
よくある質問
Q. お年玉の話が出ました。
A. 家庭によって事情が違います。金額の話にならないよう、話題を遊びのほうに戻します。
Q. 初詣に行ってもいいですか。
A. 外出は事業所の方針と、宗教に関わる活動の扱いを確認します。
Q. 書き初めは難しそうです。
A. 筆が苦手な子には、太いペンや自由な言葉でも構いません。形より、書く時間を楽しめることを優先します。
まとめ
この記事のポイント
- ① お正月遊びはルールが短い。
- ② 勝ち負けが苦手な子には役割。
- ③ 少人数と全体で分ける。
- ④ 道具は使い回せるもの。
- ⑤ やって見せる。

お正月遊びは、うまい下手より「一緒にやった」が残る遊びだよ。
肩の力を抜いて、職員も一緒に楽しもう。
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