放デイで実習生・ボランティアを受け入れるとき|初日に伝える3つと、任せない4つ【職員向け】
来週から実習生が来る。
自分もまだ教わる側なのに、教える立場になった。
何を伝えて、どこまで任せればいいのか。
この記事では、実習生やボランティアを受け入れるときの準備と伝え方をまとめます。
先に結論
① 実習生・ボランティアにも秘密保持と倫理が求められます。
② 初日に伝えるのは3つ(守ること・その日の流れ・困ったときの相手)。
③ 任せること/任せないことを先に分けます。
④ 子どもへの紹介は短く。
⑤ 一日の終わりに5分だけ振り返りをします。

だいち先生、実習生の担当になりました。
自分もまだ新人なのに、教えられるでしょうか。

全部を教える必要はないよ。
守ることと、今日の流れと、困ったら誰に言うか。
この3つが渡せれば、初日は十分なんだ。
① 実習生にも同じ決まりがある
国の放課後等デイサービスガイドラインには、こう書かれています。
ガイドラインの記述
「設置者・管理者は、職員等(実習生やボランティアを含む。以下同じ。)であった者が、その業務上知り得た秘密を漏らすことがないよう、誓約書の提出や雇用契約に明記するなど、必要な措置を講じなければならない。」
「職員は倫理規範を尊重し、常に意識し、遵守することが求められる。また支援内容の質の向上に努めなければならない。これは、放課後等デイサービスで活動する実習生やボランティアにも求められることである。」
学びに来た人であっても、子どもの情報を扱う立場になります。ここは最初に伝えます。
② 初日に伝える3つ
これだけは初日に
- 守ること:見聞きしたことを外で話さない。写真を撮らない。SNSに書かない。
- その日の流れ:何時に何があるか。休憩はいつか。
- 困ったときの相手:分からないときに聞く職員を一人決めておく。
たくさん伝えると覚えきれません。
3つに絞って、紙に書いて渡すと確実です。
実習生の側から見た不安は実習が不安な学生へにまとめています。
③ 任せること・任せないこと
任せやすいこと
- 子どもと一緒に遊ぶ、話を聞く。
- 準備や片づけの手伝い。
- 見て記録する(個人が特定できない形のメモ)。
任せないこと
- 送迎の運転、子どもと二人きりになる場面。
- 保護者への説明、連絡帳の記入。
- 薬や体調に関わる判断。
任せないことは、実習生を守ることでもあります。
「やらなくていい」と先に言っておきます。
④ 子どもへの紹介は短く
紹介の仕方
- 名前と「今日一緒に遊ぶ人」くらいで十分。
- 長い紹介は、注目が苦手な子には負担になります。
- 呼び方(〇〇さん・〇〇先生)は事業所の決まりに合わせます。
⑤ 終わりに5分の振り返り
聞くこと・伝えること
- 今日、気になったことはあるか。
- 分からなかった場面はどこか。
- よかった関わりを一つ具体的に伝える。
評価する場ではありません。次の日に動きやすくするための時間です。
新人に教えるときの考え方は新人を教える立場になったにもまとめています。
よくある質問
Q. 実習日誌にどこまで書いていいか聞かれました。
A. 子どもの名前は書かないよう伝えます。書き方の決まりは学校側にもあるので、実習生が確認します。
Q. ボランティアの人が写真を撮ろうとしました。
A. その場で止めます。撮影は事業所の手順に従うこと、個人の端末では撮らないことを最初に伝えておきます。
Q. 自分が新人でも担当していいのですか。
A. 一人で抱えず、困ったときに相談できる職員を決めておけば大丈夫です。
まとめ
この記事のポイント
- ① 実習生にも秘密保持と倫理が求められる。
- ② 初日は守ること・流れ・相談相手の3つ。
- ③ 任せないことを先に伝える。
- ④ 子どもへの紹介は短く。
- ⑤ 終わりに5分の振り返り。

教える側に立つと、自分の動き方も見えてくる。
一緒に学ぶくらいの気持ちで大丈夫だよ。
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